◆沖縄発! かりゆしウエアー
政府は、地球温暖化防止策として、6月1日~9月30日までクールビズを実施しています。
閣僚を初め、国会議員の皆様が国会や政治活動にもノーネクタイです。
クールビズとは、「涼しい」や「格好いい」という意味のクール(cool)と、仕事や職業の意味を表す「ビジネス(Business)」の短縮形ビズ(BIZ)をあわせた造語です。
2005年4月に行われた環境省の公募によって選ばれました。
そこで一番注目を浴びたのが沖縄の「かりゆしウエアー」です。
沖縄は4月に衣替えを実施しており、沖縄の夏は20年以上前から「かりゆしウエアー」のクールビズです。
沖縄の方言で「かりゆし」とは、「かり」の「勢いをつける・縁起が良い」と、「ゆし」の「寄って来る・良し良し」と言う二つの言葉を合わせて「めでたい」とか「しあわせ」と言う意味で使われています。
最初に、店名として使われたのが、1980年7月に「リーフリゾートかりゆし」のドライブインレストランです。
その後、ホテル事業を展開され、全てのホテルに「かりゆし」の名称が使われています。
20数年前に当時ウエアーの名称を決定するに当たって、3つの名称(沖縄ウエアー、トロピカルウエアー、カリユシウエアー)の候補が挙がっていました。
委員会で、もし「カリユシウエアー」に名称が決定した際、かりゆしホテル側で何か問題がないかとお聞きになられたそうですが、「沖縄の素晴らしい方言を全国に発信することで、さらに沖縄を知っていただける機会となるのならこんな素晴らしいことはない」と即承諾を頂いたき、「かりゆしウエアー」誕生となりました。
かりゆしウエアはアロハシャツを参考に作成されており、基本的なデザインはアロハシャツと同じ半袖開襟シャツです。
左胸には通常ポケットがつき、裾はズボンから出して着ることを想定して短くカットされています。
柄は沖縄の伝統工芸の織物を模した柄や、ゴーヤーやシークヮーサー、シーサーやハーリーといった沖縄独特の風物、各地域をモチーフにしたデザインが採用されています。
染めは、藍染めやサトウキビ、月桃染め等、さまざまな沖縄の熱帯植物が使用されています。
柄については年に一度、テキスタイルコンテストとしてかりゆしウエアに使われる生地のデザインコンテストがあり、2000年以後は特に多くのバリエーションが生まれ、日焼けを気にする女性用の七分丈のもの、涼しい時に着る長袖もあります。
特に注目すべきは、黒を基調としたフォーマルかりゆしウエアがあり、葬祭や法事などに着用するので、礼服は要りません。
その他、さまざまな行事もすべて「かりゆしウエアー」です。










